(直線部の場合)

 

※写真のコンパネクランプは撮影のため赤く塗装しています。(販売製品は塗装していません。)

 
 

掘削終了後、型枠建て込み位置から、余裕幅をそれぞれ外側に5センチ程度見込み、
均しコンクリートを打設し、硬化後、型枠建て込み位置に墨だしを行います。

 
   

型枠材(コンパネ)の縦目地の位置にコンパネクランプをコンクリート釘(#12 38mm)にて固定してゆきます。
ただし、型枠の高さが90センチを超える場合(2枚のコンパネを足して使用するとき)は、型枠の両端に桟木を取付けてから組立てる必要があるため、この場合には逆にコンパネの縦目地の位置を避けて、その前後10センチ程度離れた箇所に固定します。

      
 
   

基本的に、ジョイント部分で1つのコンパネクランプが2枚のコンパネを固定する為、コンパネ1枚
に対して、コンパネクランプ1つの計算になります。

      
 
   

型枠を建て込む合羽(コンパネ縦目地)が、合わない時は調整釘孔を利用して行うことが可能です。
※ 型枠上部は従来通り杭等で固定する必要があります。

     
 
   

これで、コンパネの固定は終了です。後は、従来通り型枠を組み立てれば完成です。
従来の工法とくらべると、短時間で固定が完了します。

     
 
   

注意事項

上記説明の中で使用しているコンパネクランプは、撮影用に赤く塗装しています。販売製品のコンパネクランプは塗装していません。

型枠を建て込んだ際、コンパネのユガミ又は曲線部の線形の大小により、墨とコンパネにズレが生じた部分は、コンパネクランプを追加する必要があります。

   

コンパネクランプを固定する際、均しコンクリートの硬化の具合で、固定しづらい場合があります。季節や気温などにより異なりますので、各現場にて固定時期を調整して下さい。

   

コンパネクランプは、型枠組立時のセパの代用品ではありません。

 

   

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